北海道で雲海と言えば、トマムの雲海テラスが超有名ですが、
雲海はトマムだけではありません。
北海道で一番発生率が高いと思われる、屈斜路湖の津別峠、
霧で有名な摩周湖、
ここもかなり発生率が高いと思われる黒岳。旭岳もたまにあります。
そして洞爺湖、羊蹄山周辺。
洞爺湖の雲海はあまり知られていないようですが、立派な雲海があります。
羊蹄山周辺の雲海は昨年知ったのですが、
夫の実家が洞爺湖のそばにあるのに、洞爺湖の雲海は全く知らず・・・(^_^;
今年のお盆に帰省したおり、ためしに早起きして羊蹄山近くの橇追山に行ってみようか?
と、早朝外に出たら、夫の実家周辺が雲海になっていました。
で、その時はその状況が理解出来ず、橇追山の事しか頭に無かったので、
橇追山まで20分の道を車で走ったのでした。
そして、羊蹄山周辺の雲海はほとんどなく・・・囧rz
あとで気がついたのですが、夫の実家周辺の雲海は、
洞爺湖の外輪からもれて来た雲海だったのです。
それからなんか悔しくて、絶対洞爺湖の雲海を見てやろうと、
毎日天気予報のチェック。トマムの雲海の状況をみながら、
どういう時に雲海が発生しやすいか調査していったのです。
ただ闇雲に濃霧注意報が出ているから、雲海になっているだろうと車を走らせて、
トマムも洞爺湖も霧の中で全然雲海見えず・・・
なんて失敗もしながらようやくつかみました。
一番雲海が発生しやすいパターンは、
前日に雨が降り、急激に天気が回復して、夜中から快晴になるパターンです。
そして、一昨日そのパターンになりました。
トマムと洞爺湖、羊蹄山周辺と迷った結果、洞爺湖、羊蹄山周辺に決定。
どうしてかというと・・・
①トマムより天候の回復が早い
②高速料金・ゴンドラ料金がかからない
③見るポイントが1つではない
④人が少ない(笑)
などなど。
早朝3時に出発して、5時過ぎに洞爺湖のポロモイ山(ザ・ウインザーホテル洞爺がある山)到着。
そして、日の出前の洞爺湖は・・・

控えめな雲海が発生しています。
そして、朝日が昇ってくると、一気に雲海の増殖が始まります。

そして、洞爺湖の外輪から北の方向に雲海が流れ出します。その様は圧巻!!
ポロモイ山からみた羊蹄山周辺です。↓

左の高い山が羊蹄山、左にある低い山が尻別岳と一体化してますが、手前に橇追山。
このあと橇追山まで向かいます。

橇追山(留寿都村)からみた羊蹄山。低い雲海が一面に発生しています。
左奥はニセコ方面、手前は真狩村です。

ルスツリゾートの羊蹄パノラマテラスからみた羊蹄山です。

雲海に沈むルスツリゾート。

そして、羊蹄パノラマテラスのパノラマ写真。(笑)
洞爺湖の雲海は2種類あって、この写真の雲海は噴火湾産の雲海(だと思います)。
もう一つ、洞爺湖の外輪よりも低い全面雲海。
この雲海は5、6月頃が発生しやすいそうです。
(いろんなブログやFacebookとかで情報集めたので、間違っているかも知れません。)
また、橇追山を取り囲むように雲海が発生する事があります。
それは、6、7月が発生する確率が高いです。
そういう雲海も見てみたい。来年頑張るぞ~~!!
注意:橇追山はルスツリゾートのゴンドラを使わずに車で上れます。
詳しくはこちら→
橇追山より